くいもの処 明楽

大人なボーイズラブ漫画が大好きな私には、どストライクな作品でした。

 

なかなか恋愛に踏み切れない結構いい歳の店長と若さを武器にした強引なバイト君の物語なんですが、とにかくもう隅から隅まで胸キュンです。「これぞ年下攻め」といった展開にかなり悶えます。

 

このバイトの鳥原君の強引さがもうたまりません。
若さ全開といった感じなんですけど、暴走系じゃなく、ちゃんと冷静に理詰めでくる知能犯です。
一途さがこれまたカワイイ。だから時々、心の弱さや気持ちの揺れがちらっと垣間見えるんですよ。

 

これがまたズルい、憎い!そりゃあ、年上店長も揺さぶられてしまいます。この店長の明楽も、一応はいろんな恋愛を経験しつつも心底ウブなんです。

 

かつ、素直な性格故に、鳥原を受け入れることを拒んでしまったり、逆にキスしても違和感のない自分に戸惑ったり。おじさん設定ですが、段々かわいく見えてきますよ。でもその躊躇をカバーする年下の強引さ。

 

二人の「好き」と「好き」の間にあるもの。この辺りの揺れ動きが作品の見どころだと思います。相手への想いの形だったり、渡し方だったり、お互いのズレをどう中和させていくかを考えさせられました。

 

会話や表現もすごく印象的で素敵です。「好かれている」ことと「後ろめたさ」をつなげてくるのは、さすがとしか言い様がありません。シンプルで真っ直ぐな作品です。

 

くいもの処 明楽

どうしても触れたくない

新しい職場に初出勤した日、嶋はエレベーターの中で二日酔いの上司と一緒になります。
これがすべての始まりだったのです。

 

2人はだんだん惹かれあうのですが、お互いに素直になることができず、不器用な想いはずっと続いて行くのです。

 

この不器用な2人の想いが描かれていてすごく泣けるストーリーにもなっているのです。

 

シリアスな感じですが、2人の強い思いがすごく伝わります。
読んでいて切なく泣けてくる作品です。

 

恋愛にはいろいろな形があります。
お互いにすごく幸せでいてほしいと思います。
こんな形の恋愛もありなのかなと思わせるようなすごくお互いに純粋な思いを抱いているのが伝わります。

 

イラストもすごくきれいで、ストーリーも吸い込まれて行くほどに集中して読むことができます。
2人の想いがお互いに伝わって幸せになってほしいと応援をしながら読んでしまいます。

 

泣ける恋愛ストーリーでお勧めを聞かれたら、私は迷わずこの本をお勧めします。

 

それくらいにきっと誰が読んでもすごくじんわりときて泣けてくるのではないかと思います。

 

シリアスなストーリーでもどんよりとしていないところが好きです。

 

どうしても触れたくない

夜明けのブルース

作者は羽生山へび子さん。
ペンネームは怖そう?ですが、絵柄はとてもチャーミングで思わず笑ってしまいます。
主人公は、ツンツントサカヘア全開で見るからにヤンキー兄ちゃんだけど、中身はお人よしの攻めと、艶っぽいけど、男運は悪い、しがないバーオーナーのおっさん受け。
このおっさんをカツアゲしようとしたのが二人の出会いです。
ところがカツアゲ場所が、必ずナンパが成功するといういわくつきの自販機前だったせいか、見事、ヤンキー兄ちゃんはおっさんにナンパされ、彼の店にバイトで入ることになり。

 

若いせいもあり、どちらかといえば猪突猛進のヤンキー兄ちゃんが、どこか放っておけないオーナーにどんどん惹かれていく過程が、バーの個性的なお客や、オーナーの同級生、ヤンキー兄ちゃんの友達を絡めてコメディタッチで進んでいきます。
しかし、オーナーに恋のトラウマがあるように、ヤンキーにもヤンキーなりに恋に破れたトラウマがあり、お互い思い合っているのに、二人の仲はじれじれと進展しません。

 

それどころか、マスターとの年齢差やら諸々の距離感に疲れ、兄ちゃんは身を引こうかと思い詰めるまでに。
だから最後の一発逆転のような二人の気持ちの転換が、胸にギューッと迫ってきます。
一生懸命悩んで恋をするってなんて素敵なんだろうと思える一冊でした。

 

夜明けのブルース

初めて読んだボーイズラブ

私が初めて読んだボーイズラブの漫画は水城せとな先生の窮鼠はチーズの夢を見るです。私はもともと漫画が好きで、小学生の時からいろいろな漫画を読んでいました。ただ、読むジャンルは少女漫画ばかりでした。水城せとな先生の漫画も、ドラマ化になった失恋ショコラティエがきっかけでした。ドラマもおもしろかったけど、漫画の圧倒的な世界観にすっかり魅了されて一気に先生のファンになってしまいました。

 

ファンになると先生のほかの作品も読みたくなるのがファン心理です。ちょうどよった本屋で、先生のほかの作品を買いました。それが窮鼠はチーズの夢を見るです。
それまで、私はボーイズラブの漫画を読んだことがありませんでした。そういう漫画の存在があるとは知っていましたが、王道漫画の好きな私は特に興味を持つことがなかったのです。だから、わくわくしながら買った漫画を読み始めたときには驚きました。

 

でも、読み終わったときには驚くほどの充実感を味わいました。恋愛をしている時の相手を好きで好きでたまらないという気持ちがすごく伝わってきて、読み終わった後彼とエッチをしたいと思いました。私は、彼に対して不満や、怒りを持った時に子の漫画を読んで彼に対する愛情を呼び起こしています。

 

初めて読んだボーイズラブ

私のイチオシBLコミック「世界一初恋」 ~小野寺律の場合

今私が一番はまっているボーイズラブ漫画は「世界一初恋」中村春菊さんの作品です。
この漫画は同じ世界観で様々なカップリングがありますし、また小説作品にもリンクしていますが、私のイチオシは小野寺律の場合です。

 

初恋がテーマに描いた作品で主人公の小野寺律が転職先で初恋相手でありさらに弄ばれて捨てられたと思っていた男、高野政宗と再会する所から物語はスタートします。出版社が舞台となっているので、そちらもいろいろ興味深いですね。

 

中村さんの作品は好きで私は全作品を読んでいるのですが、絵柄がキレイだしラブコメとシリアスのバランスが絶妙なんです。だから楽しく読めるし、BL特有のエッチな場面は色っぽいし、そして胸がキュンキュンする場面もあって、年を重ねてからの初恋の相手との再会というのはいいです。

 

いい大人がいろいろ勘違いして振り回されて、妙にガキっぽい姿を相手だけに晒すのは堪らないと思います。普段とのギャップがいいし、お互い過去にいろいろあって素直になれないのがじれったい。明らかに両思いなんですがなかなか進展しない2人を応援したくなる作品で、シリーズものです。

失恋したけど元気!ボーイズラブ漫画に夢中

失恋して落ち込んでいたら、友達が何故かボーイズラブ漫画を持ってきて、これでも見て元気になってと励まされました。ボーイズラブには興味がないんだけどなぁと思いながら、ボーイズラブ漫画を読んでいると、どんどんハマっていき、夢中になって読んでしまいました。

 

純情ロマンチカという漫画なのですが、主人公の男の子がとても可愛くて、私の中では女の子になってしまっています。そしてトキメキがいっぱいですし、失恋して恋愛はもういいやって思っていましたが、また恋愛したいという前向きな気持ちが大きくなってきました。

 

まさか失恋してボーイズラブの漫画に救われるとは、思ってもみませんでした。それ以来、ボーイズラブ漫画が大好きになり、その友達に色々オススメを教えてもらって毎日のように読んでいます。男子と男子ですが、気持ち悪くないですし、むしろ純愛を感じてしまいますね。絵が可愛いからでしょうか。不思議です。

 

嫌なことがあると、ボーイズラブ漫画で現実逃避もできますし、新しい彼氏ができるまではボーイズラブ漫画を読んで楽しく過ごしていきたいと思います。